2011年10月18日火曜日

【アニメ】たまゆら_#3_出現! 戦う女の子、なので

【たまゆら第三話概要】
cafeたまゆらの庭で昼食を取る四人、忍び寄る小さなおかっぱ女の子の影。
ふぅの弟「こう」を巡る、甘い甘い戦いが繰り広げられます。
スイーツを美味しくさせる秘訣とは。たまゆら第三話「出現! 戦う女の子、なので」




【キーパーソン】
こう:ふぅの弟(CV:宮本佳那子)
こまち:こうの同級生の小学生(CV:広橋涼)
のりえ:ふぅの友達の高校生(CV:井口裕香_ラジオA&G公式)

【第三話で表現した事】
・cafeたまゆら ~新キャラ導入と桃のスイーツ~
四人はたまゆらで昼食を取る。おばあちゃんから桃のスイーツ作りを教わる事になったのりえ。その様子を影から見ている女の子の足下とシルエット。会話、顔が出る前から新キャラの陰湿気味な性格が表現されています。

・帰り道 ~のりえと麻音+???~
のりえと麻音の帰り道、後ろから付けられている事を麻音が気づく。小さい子と遊ぶようなのりえの行動があります。まずストーカーを巻いてのりえがひょんと飛び出し軽く尋問。逃げようとするストーカーを麻音が挟み撃ち。
ストーカーのこまちに謎の因縁を付けられ勝負を押しつけられる事になったのりえ。本気で相手をしてしまうのりえの様子が描かれています。明るく無邪気なのりえの声から、結果的に小さい子と遊んであげる面倒見の良さも描かれています。

「ざっくり」という言葉がのりえの口からここで3回目。のりえの口癖として確立して良さそうです。

「駐車場の縁石の上を渡りはねる」「カメラのフレーム内におさまるようにかがみこむ」そんなこまちの小学生的な子供っぽさがしぐさから表現されています。

・美術館
ふぅは上手に食べ物を撮るにはどうしたらいいのか。問いを抱える。
店主の言葉が最終的に笑いへと繋がる点は以前メイドさんが来た時のシーンと同じですね。店主が不節操ながら優しい様子が表現されています。

・cafeたまゆら
こまちがおばあちゃんのお手伝いから帰る。そこでのりえ達とばったり。こまちが以前からおばあちゃんやふぅとの面識があった事、おばあちゃんとの仲の良さが同時に表現されています。
ふぅ母から見えない所で睨むこまち、二度目の陰湿行為。こまちの持つダークな面が確立しました。こう君をたぶらかす悪者であるのりえに取られたくない。そんな思いからこまちはのりえに勝負を挑み料理対決へ。こまちの行動理由がしっかりと見えているのと、のりえの子供相手でも本気を出す様子から、年の差がある勝負も違和感無くスタートします。

・料理勝負
こまちの小さいなりにかわいい面。何を作ったらよいかわからないおどおどした様子。そしてそれを助けるおばあちゃん。基本的にこまちが困り、それを補助する形で料理が作られていきます。のりえは一人でスムーズに作り、それをかおと麻音にほめられる。こまちに比べてのりえはしっかり料理のできるお姉さん的な地位である事が演出されます。おばあちゃんの桃レシピではなく、自分のレシピで勝負するのりえからパティシエとしての拘り。キャラとしての深みが出ています。

うまく行かないこまち。かおの口からポプリ好きならではといった発言「ちょいこげフレーバー」。
困ったこまちにおばあちゃんからアドバイス。料理勝負の山場は勝敗ではなくこのシーンだと思います。
「誰かにおいしく食べてもらいたいって気持ち。それが一番大切よ」

・スイーツを食べる
のりえがスイーツ作りが好きな理由は何だろう? 色々と気になる事だらけのふぅから質問され、のりえのパティシェ志望(作中で趣味ではなく志望しているとの表現がある)の理由が明らかに。のりえが自分からぺらぺらしゃべるのではなく、ふぅが質問役として立っています。無関心気味な麻音では違和感があったかもしれません。美術館以降色々と思いをはせている演出のあったふぅが適任ですね。

・後日談
ふぅはスイーツの善し悪しを決める秘訣に納得。では写真の善し悪しは何が? とそちらは未だ解決ならぬ様子。
ふぅの撮った写真が弟に好評。

「美味しい物は作る人も、食べる人も笑顔にする。私の写真でもいつかそんなことができたら、素敵なので」
の一言でスイーツを中心に展開したのりえとこまちの第三話は幕引き。


【忙しい人のための第三話まとめ】
cafeたまゆらで昼食を取るいつもの四人に忍び寄る影。ストーカーまがいの事をしていたのはふぅの弟「こう」の同級生である「こまち」。おばあちゃんからスイーツを教わるのりえを見て、こうをたぶらかそうとしていると邪推してしまったこまちはのりえに料理勝負を挑む。こうに食べてもらっておいしいと言ってもらえた方が勝ち!
しかし、もとより料理もろくにできないこまち。それを助けるおばあちゃんによりこまちはホットケーキを作ることに。
おば「どんなスイーツでもおいしく作るには忘れちゃいけない大切な事が一つあるの。誰かにおいしく食べてもらいたいって気持ち」
その言葉を受けホットケーキを成功させるこまち、お姉さん的位置でスムーズに桃のデザートを作るのりえ。パティシエとしての拘りとしておばあちゃんに教わる桃のデザートレシピではなく、自分なりのレシピで勝負する姿が見られる。
結果は引き分け。
美味しいスイーツの作り方はわかったけど、上手な写真はどうしたらいいの?と今後の課題をかかえるふぅ。
「美味しい物は作る人も、食べる人も笑顔にする。私の写真でもいつかそんなことができたら、素敵なので」
の一言でスイーツを中心に展開したのりえとこまちの第三話は幕引き。


【感想】
小学生らしい純粋でダイレクトな行動をするこまちちゃん。勝負!勝負!と言い続ける新キャラですね。それに最も近い位置にいたのりえ、しかしあくまでお姉さんの立場を取り話が展開されました。のりえ演じる声優井口ファンとしては、のりえのパティシエ志望の理由(行動原理)とのりえのたくさんの表情(声)が見られてほくほくです。ざっくり!がのりえの口癖なのかな~?
第一話、二話に比べると第三話の作画は丁寧な顔の作り込みではなく、若干ラフな印象を受けました。フレーム内に収めるかのようにこまちがしゃがみ込みこちらを見るカットが一番印象に残りました。このコンテはいい! 小さい子供のかわいさを引き出しています! 出来ることならスクリーンショットを載せたいくらいですね。
のりえ会の次は麻音会でしょうか、次回が気になります。のりえが一人っ子だと思っていたけど兄が居たのは少しビックリでした。今回は文章を少し短めにしてお送りいたしました、簡潔にお伝えできたらと思います。
次はシーキューブ、はがないギルクラ、ラストエグザイルのレポートが出来ればいいな。

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