2011年11月17日木曜日

【アニメ】ギルティクラウン_#5_訓練_pureparation

【第五話概要】
奪還作戦を無事終え、
葬儀社に付いていく事になった集。
ポロッ――
おや? これは捨てたはずのペンじゃ……。
いのりから、衝撃の告白。



ガイ「わりぃなのびた。この部屋はいのり専用なんだ」
*セリフはパロディです。




・集はガイ達に連れられ、葬儀社へ
今まで時々出てきていた、PCのような物が置いてある吹き抜けの広間。
そこは葬儀社の拠点だった。
重々しい扉が開き、真っ暗な通路に光が差し、OPへ。
何か新しい事が始めると予感させてくれる演出。

・ルーカサイト計画

ガイ「それでは、改めて紹介しよう。桜満集。ボイドゲノムの持ち主だ。今後は集を作戦の中核に添えていく」
ざわ……ざわ
ガイ「この桜満集の加入と木戸けんじの獲得により我々葬儀社の当面の最大目標であったルーカサイト攻略が可能になった」

ルーカサイトとは:対地攻撃用の人工衛星。GHQの持つ物理的な脅威の一つ。
”ボイドゲノムの持ち主”という言い方が気になりました。これは「ボイドゲノム」という言葉がメンバーに知れ渡っていて、かつその意味も広く理解されているという事を示唆しています。偶然ボイドゲノムに目覚めてしまった集の葬儀社入りが、まるで前々から計画されていたかのような……。

・綾瀬の車イスについて触れる 綾瀬イベントその1
集「別にほっといてもらっていいですよ。そんな車イスの女の子にまで迷惑かけちゃ、悪いです」
綾瀬「車イスは私の個性みたいなものよ。遠慮なんかいらないわ。おわかり?」
彼女の逆鱗を買ってしまう集。集のダメな所が出てきて、人間っぽい生々しさが演出されています。
集が綾瀬に嫌われる所から二人の交流は始まります。綾瀬イベントスタート!


例のペンを落とす
木戸奪還作戦で捨てたはずだった……。GHQとの繋がりであるペンを集がまだ持っている事がわかるカット。
集は葬儀社側に付くのか、GHQ側に付くのか。ペン一つで葬儀社の拠点をどうにか出来てしまうだけに爆弾を抱えている状態、ハラハラさせてくれます。拾い直したことで、GHQ側に付く気持ちが強い事を表しています。



・目覚める、綾瀬と…… 綾瀬イベントその2
綾瀬から集への第一印象はvery bad.
集を起こしに来た綾瀬が扉を開けると、集の腰にまとっていたタオルが…ひらりと落ち……
very very bad.
*画像は省略させていただきます。


・訓練開始
綾瀬「一週間後あんたが葬儀社のメンバーに相応しいかテストする予定なの。合格したら(ペンを)返してあ・げ・る」
集が訓練を受ける動機が定まります。集はペンのために嫌々訓練を受けるはずが、次第に……。

銃撃訓練 with いのり
いのり「それだとスライドで手がすりむける、親指はもっと」ギュッ
集(胸が当たってる……)ニヤニヤ////
いのり「!?」(///
■いのり、逃げる
いのり「あまり近づかないで」
集「ごめん……」
綾瀬「もしもーし」
集、いのり「……」
綾瀬(エロガキエロガキっと)


・酒場~アルゴはボイドに興味を持ったそうです~
アルゴ「ガイはそんなやつじゃねぇ。今のお前には何も見えてねぇ。そんな程度じゃそのうち見えるかどうかも怪しいが。とりあえず、今のはガイにも俺達にも失礼だとは思わなぇか? 謝れよ」
 集「すいません」 泣
アルゴ「ところでよ。ボイドってのは誰からでも出せんのか?
集(えっ?!)

直前までリーダーのガイを悪く言われ怒っていたアルゴは、不意にボイドへの興味を示す。
シリアスな笑い、そしてCMへ。


・いのり、衝撃の告白
いのり「ガイが……そうしろって、言ったから」
集(まじかよオィい)
いのり「あまり近づかないで」 本日2回目
集「そんなっ、いのりさん。待って」
■半裸のガイが扉を開け、その部屋に入るいのり。
いのりが月に2~3度、こうしてガイの元へ夜な夜な通い詰めている事を、集は後に知る。いのりから出た集への言葉は全て、ガイに命令されたセリフだった。
集への同情心がぶわっとわき出るカットでした。集へ思い入れがあった人には辛いです。いのり株下落。

そして実はガイがこっそりいのりから治療?を受けている事を、視聴者のみが知る。いのり株上昇。
報われないのは集だけに……。


・夜空の下で 綾瀬イベントその3
■混乱している集は現実を直視出来ずひたすら走り、綾瀬に激突。前も見えていなかった。
集「僕にはわからない。ガイがいいって。それはなんか強気で顔のいいやつに女の子は弱いって話しにしか思えない。違うんだろうけど、たぶん、僕が子供で何も見えてないから。。なんだろうけどさ」
綾瀬「知りたいなら、とりあえず明日の模擬戦に勝つことね」
綾瀬「勝てばあんたは晴れて仲間として認められる。そうしたらきっと見えてくるものがあるわ」


■車いすを立てて、綾瀬を乗せようとする集
綾瀬「けっこうよ。人の手は借りないって決めてるの」
「でも一人でよじ登るのはあんまりエレガントな姿じゃないから見られるのもいやなわけ、帰ってもらえる?」
集「おやすみなさい」
綾瀬「お休み」

綾瀬の強さを感じ、しかし強いだけでなく自分の弱い部分も認めている。それが伝わってくる演出でした。模擬戦に勝ち仲間に成れば見えてくる物……それは一体何なのでしょうか。
今回のおっぱいシーン。
恥じらいの薄いおっぱいには、低い価値だけがある。そう再認識させるものでした。


・模擬戦 綾瀬とのイベントその4
アルゴのボイドを抜き出し、集は模擬戦で勝利。自分のボイドを知って落胆するアルゴ。
基地の構造を理解しやすいアングルが複数組み込まれたカットでした。
しかし物語としてはこの勝った後の木戸とのやりとりにも注目したい。

・木戸登場
綾瀬は短期間で力を付け自分なりの戦闘をみせた集を褒め称える。それは良く言えば仲間同士の交流。しかし木戸によりそれを馴れ合いと指摘され、綾瀬は怒る
綾瀬は集を仲間だと認めたのでしょう、そして仲間のためになら怒る事ができる人間。そんな印象を受けました。もしこれで集が裏切ったら、一番怒るのは綾瀬かもしれませんね。2クールという事でそういう流れもありそうですね。

・ルーカサイト(GHQの持つ対地攻撃機)
ルーカサイトにてガイの居た場所が……ドーン!!
海を巻き込み地表を削る様子が描かれ第五話は幕引き。



【感想】
ペンを片手にGHQ側に付くのか、葬儀社に付くのかまだまだはっきりしない集。綺麗な部分だけを持っている主人公ではなく、綾瀬への配慮の無さ、ガイへの嫉妬などまだまだ未熟なほんとどこにでも居そうなエロガキ高校生なんだなと思いました。俗に言うダメ男なんでしょうか。しかしダメな所を見ているからこそ、終盤でかっこよくなってくれたら。その変化も更に引き立つものだと思います。
部屋に入るカットでは、いのりがNTR展開になるのかと思い「うぉぁぁぁゎゎ」とおしっこ声を小さく漏らしてしまいました……。物語が平坦にならないために、こういう上下させるギミックはいくらか必要ですね。
綾瀬といのり、新衣装が見られました。綾瀬はあずきジャージで寝てるイメージでしたが、女の子な一面があるようですね。いのりは黒に赤と彩度の対比が光る配色でした。赤もショッキングピンク程はピンクしていなく、むしろオレンジに近く自分を強調しすぎない服だったと思います。この黒と赤は葬儀社のイメージカラーなのでしょうか。他のメンバーの服からもイメージの統一感が見られます。
集も黒い服だったので胸が当たったシーンが若干わかりづらかった感が否めないですが、プロ視聴者ならこの流れを音声だけでイメージできるので問題ないかと。

私事ですが、アニメ歌詞サイト「ある日のアヒルともやし」(HPへ)さんからリンクをいただきました。
ギルクラOPのMyDearestの歌詞も観覧できます。
第五話は心揺れる展開でしたが、世界の全てが嘘でも、いのりの「I'm yours」だけは本当であって欲しいですね。

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