2011年11月22日火曜日

【アニメ】ギルティクラウン_#6_檻_leukocytes

【第六話概要】
ガイ「作戦目標」「ルーカサイトのコントロール施設」
集「僕が失敗して誰か死んだら、犬死にってことでしょ?」
ガイ「俺が責任を負う」
集「言うだけなら簡単だよ!僕は参加を辞退します」
いのり「私の言う通りにして」
木戸「早く慣れなよ、人殺しに」


誰がためにこの拳を振るのか。集を巻き込んでしまった後悔――責任。

【表現した事】
・ルーカサイトによる爆撃
増援部隊、支援物資共に全滅。かろうじて生き残っていたガイが作戦継続を宣言しOPへ。
なぜガイだけが生き残れたのか、運によるものなのか、疑問。本当に何も裏が無く、進行上の都合だけで生き残ったのだろうか。

・作戦説明 野営基地テント
ルーカサイト作戦の要が集と木戸である事が表明される。増援や支援物資を失った事で損害予測、即ち死ぬ確率が5%から35%へ上がる事も明らかに。それを聞いた集は自分の気持ちを吐き出す。
集「僕が失敗して誰か死んだら、犬死にってことでしょ?」
ガイ「責任は俺が負う」
集「京達の責任も? 言うだけなら簡単だよ。僕は参加を辞退します」走り出す
葬儀社全体の作戦達成よりも自分の思いを優先してしまう集が表れています。
またしても未熟な集。彼を正そうとする少しだけ大人のアルゴ。無言で見つめるいのりは何を思うのか。


・GHQ
嘘世の感の良さとダリルのわがままっぷりが演出される。このわがままフラグは後に回収され、わがままゆえにダリルはルーカサイトコントロールに必要なコアを破損してしまう事に。


・野営基地 集の決意

いのり「私の言う通りにして」

作戦に参加したくない集はいのりに手を引かれ、ガイの居る部屋へいのりのパスを使い中へ。
壁越しのガイはパスコードから、集をいのりだと勘違いし、「自身の本音」とルーカサイトによって死んでしまった「京の最後の姿」を語る。
ガイ「盗み聞きか、いい趣味だな」
集「聞きたくなかったよ、そんなガイは見たくなかった」
ガイ「俺をどういう男と思っていた、もうわかったろ。俺は自信なくうろたえ、人に甘える」
集「手伝うよ。僕も」
ガイの弱さを知り、集は情を引き込まれ、死んでいった京の思いを継ぐ事に。
集がいのりとガイの件を勘違いしている事。それにガイが気づき、その気持ちをあえて起爆剤にしようとガイは嘘を混ぜます。いのりを好きでたまらない集、それは運命的な出会いだけが引き起こした感情なのか。


落ち込んでいた者達を後押しするかのように雨がやみ、空が晴れる。


・作戦スタート
ガイ「作戦開始」
ツグミ「ブラックス1より、全ユニットコンバットオープン!」

ツグミ「ガイ、陽動はおおむね成功」
ガイ「ああ、しばらく通信を切る」「祈っていてくれ」
ツグミ「早く帰ってきてね」
ガイ「ああ」

木戸「全然打ってないね、桜満集くん」
集「走るのに精一杯なんだ」
木戸「早く慣れなよ、人殺しに」「そ~れっ。だーん!」手榴弾
ガイ「コアはこの奥だ、行くぞ」

いのり「ここは私が」「いい?ガイ」
ガイ「好きにしろ」
集「え? えぇ?」
♪いのりのテーマ
いのり「できれば殺したくない」「だから来ないで」
いのり「(私に向かって来ても死ぬだけなのに)バカな人達」
自ら身を張り、常人ならぬ動きをするいのりを見て、ガイは一瞬驚きます。いのりの姿がガイにはどう映っているのでしょうか。



木戸「ほらぁ、ぐずぐずしてないでさぁ。早いとこ取っちゃってよ。出番でしょ? 俺のボイド」
■木戸、胸元を顕わにし集へ身を差し出す――歓喜


・トラブル――取引
作戦中ダリルの暴走によりコントロールコアが損傷。
支配を失ったルーカサイトが東京へ降下、着弾時の被害予測――「東京壊滅」
東京に住む人々が映し出され、異常事態を連想させるため、電話回線やTV放送の乱れが描かれる。

嘘世「初めまして、つつがみガイ君」
ガイ「取引だ、これで衛生を何とかしてやる。その代わり、一連の事件で得た桜満集に関するデータを全て抹消しろ」
本編序盤にあった「責任は俺が負う」の言葉が重く感じられました。ガイは無関係な集を巻き込んでしまった事を後悔しているのでしょう、葬儀社に居たがらない集から全ての罪を取り除く。
東京のピンチでさえも有効な取引手段に転換できるガイを通し、彼の賢く、きちんと人を想える一面が印象づけられます。


・しかし
衛生対処作戦は誰かが的になり、必ず死ぬ。ガイはその役を自ら引き受ける。
集「また、見てるだけか。いいのか、桜満集!」
ガイ「集! そのボイドは――」
集「これをつかえって、誰かが僕に言った。ガイは知ってるんだろ!?」


ツグミ「あと三十秒だよ!」
ツグミ「みんな聞こえた? あと三十秒こたえて!」


集「僕だけの願いじゃない。僕だけの力じゃない」


ガイ「どうして来た。罪人は俺だけで充分だ」
集「言ったろ、手伝うって」「これで、僕も共犯だね」


【感想】
いのりは集の幼なじみのクローンである。第一話のあやとりを始めとし第六話でその説が更に色濃くなってきました。
ガイの素の姿が明らかになりましたが、まだまだ集の知らない世界を知っていそうで(いのりやボイドの秘密)底が知れないですね。
集は葬儀社入りを強く思い、良い流れに……と視聴者に思わせ「彼女は目を覚ますでしょう」「愛しい彼女の王を求めて」と謎を残す理想的な終わり方でした。

「責任」、「罪」この2つのキーワードがガイのテーマでしょうか。自身を罪人とする言葉が最後にガイの口から出ました。死を覚悟した者は真実をダイレクトに口にしてしまうものです。
ガイがたくさんの命を抱え、辛い思いをしながらも葬儀社のリーダーであり続ける理由(過去の罪)はいったいどれだけ深く大きなものなのか……。

と、色々明らかになってきましたがまだまだキャラクター達の行動原理は表へ出きってはいません。2クールアニメという事でキャラの数が増え、風呂敷はもう少し横にも伸びていくのでしょうか。

で、おっぱいシーンはどこ?
銃を構えた時の、いのりの下乳があっただろ!
両手で銃を持ち、さりげなく下乳を作るコンテは意図された物なのだろうか……。

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